WordPressで小説サイトを構築したい
小説を自分のサイトに公開していく方法で一番簡単なのは、Wordpressでサイト構築することです。
WordPressには「テーマ」と呼ばれる様々な環境があります。
何のテーマを使うかによって、今後の作業や見栄えが大きく変わってきます。
そして、テーマは1度決めたらなかなか他のテーマに変更できません。
そのテーマでしか使用できないパーツやデザインがあるからです。
別テーマに変更すると、以前利用していたテーマの専用パーツは言葉の羅列になったりデザインが大きく崩れたりします。
それでは、何のテーマを利用したら良いのか。
初めてWordpressに触れる方は途方に暮れると思います。
このサイトでは、自分が小説サイトを構築したときの経験を元に、備忘録も兼ねて紹介します。
デモサイトはどれもが同じような構成になるようにしています。
各ページ作りはテーマによって容易さが異なりますが、実装しているものであれば一緒にやり方も掲載します。
無料公開されているテーマのみ利用していましたが、有料テーマも使ってみました。
一緒に紹介します。(未完成)
№ | テーマ | デモサイト | 公式 |
---|---|---|---|
01 | おすすめ Cocoon (無料) | demo01 ここはサイトのTOPページ。固定ページで作成しています。小説タイトル | HP |
02 | EASEL (無料) | トップページ | HP |
03 | Twenty Twenty-Two (無料) | demo03 | 初期 |
04 | おすすめ SWELL (有料) | demo04 | | HP |
2023年2月現在、私の中では「SWELL」と「Cocoon」の2択です。
初めてWordpressに触れる方にはCocoonをお勧めします。
今までHTMLに触れたことがある方はCSSでカスタマイズしやすいですし、本当の初心者の方はワンクリックでデザインを変更できる「スキン」が多数同梱されています。
また、Wordpressのテーマにはそれぞれ使い方や困りごと、要望を投稿できる「フォーラム」を備えているのが一般的なのですが、Cocoonは製作者の方はもちろん有志の方々も活発に反応を返してくれますし、優しい方々ばかりです。
有料でも良い方、手軽なお洒落さを求める方にはSWELLをお勧めします。
インストール直後でもお洒落なHPになっています。
また、テーマの更新頻度も高く、次々と有用な機能が追加されていくため、どんどん執筆しやすい(公開しやすい)環境が整っていきます。
ただ、Cocoonに比べてフォーラムは少し敷居が高く、Wordpressの使い方もおぼつかない初心者の方が質問するには少し勇気が要ります。本当の初心者の方はしばらくフォーラムの様子を観察して自分のスキルを育ててから質問なさることをお勧めします。
しかしSWELLは1回きりの買い切りスタイルですし、フォーラムに投稿しなくても困らないと思いますので、あとは好みで決めてください。
最後に……Cocoonは個人的に私が一番好きなテーマです。
テーマの内容ももちろんですが、製作者様のお人柄やフォーラムでの助け合いが素晴らしく、投稿する気構えが不要です。レスポンスも早い。
Cocoonの利用者は沢山いるので、カスタマイズの方法についても、探せばすぐに出てきます。
着せ替えのデザインもテーマ自体に同梱されています。
ただ、文章だけでサイトを構築する場合は少し工夫が必要です。
HTMLで作成していた頃はほとんど画像を使ったことがありませんでしたが、Wordpressは画像ありきのテーマが多く、文章サイトでも適度に画像が使われていた方が読みやすいと思いました。
簡単な画像で直ぐに華やかになるので、適度に使うことをお勧めします。自分で書きなぐった小説タイトルでも、画像になってしまえば途端に良く見えてくるので不思議です。なのでCocoonを画像ありで使うことをお勧めします。